真田城をゆく
真田城は消えつつあった。
小田急線の秦野駅で降り、まずは弘法山に向かう。
北口に出ると、駅前には川がある。しゃれた時計台を見上げて、橋を渡る。
川に沿ってひたすら東に歩き、新常盤橋交差点を左折すると山が迫ってきた。
河原町交差点を右折してしばらく歩き、室川橋を渡って左に入る。
川に沿って少し歩き、橋を渡ると上りになる。長源寺を過ぎ、左折して急な道を上った。やがて車が通れる道にぶつかったので、この道を右に進んだ。
車で山に登れる道を、歩いて登る。「ハイカーに注意 スピード落とせ!」との表示がある。「落石注意」との表示もあった。
かなり歩いて「弘法山公園 浅間山駐車場」に出た。車で来た人はここから山に登る。
右に入って登っていくが、これはきつい。今シーズン初めての山登りということで、日頃の運動不足を痛感した。
休みながらも何とか頂上に着いた。「権現山」とある。展望台もあり、「弘法山公園展望台」ということで、「関東の富士見百景」選定地とのことである。
山頂はかなり広い。「権現山の歴史」という案内板を見ると、「通常弘法山と言えばこの権現山を含んでのことであり、又の名を千畳敷きとも呼ぶ。」とある。どうも室町期の城郭址らしい。前田夕暮の歌碑もあった。
弘法山はこの先にあるらしいが、これからのことを考え体力を消耗しないよう山を下りることにした。
展望台に上り秦野の町並みを見渡し、来た道を下りようとすると70代くらいのハイカーも上がってくる。さらに運動不足を痛感した。
浅間山駐車場まで下り、車道を北に向かう。道なりに進んで、西側に下りていく。
下りる途中、「亀の子石」の案内板があった。車で来たら知らずに通り過ぎてしまっただろうと得した気分になったが、どれが亀の子石なのか分らなかった。
衛生センター入口交差点に出て、秦野駅を目指す。弘法山公園入口を過ぎ、川原を歩いて秦野駅に着いた。
秦野駅から電車で一駅、東海大学前駅で降りる。
駅前を東に向かい、東海大学前駅入口交差点を渡ってさらに東に向かう。
しまむらのところで右に入ると、土地が起伏に富んできて城が近いと思われた。
ふと見ると、国会議員の時局講演会の案内が貼ってある。講演会は2013年10月、今から1年半後である。こちらは1か月後の予定も不明である。そのころには、この案内も風雨にさらされてしまっているのではないだろうか。
ゆるやかに上っていくが、このあたり一帯、盛んに工事を行っている。土地の改変が著しい。真田神社でも工事を行っていた。
真田神社から少し戻り、北へ下りていく。左手の高台に建物が見えた。下りたところに大きな四角いエリアがあり、水がたまっていた。堀跡なのだろうか。
ファミリーマートを左折して上っていく。左側の土地は高くなっている。道の左側を見下ろすと堀跡かと思われたが、そこは不法投棄の場と化していた。
天徳寺に着いた。境内を歩き、真田学校跡の碑を見つけた。それから西側にある御堂で「眞田城と天徳寺の由来」という案内板を見つけた。
天徳寺を後にし、再び不法投棄の場を見て真田橋を渡る。
大根公園を過ぎて上って行った。途中で神奈川県指定天然記念物「鶴巻の大ケヤキ」を見つけた。樹高三十メートルにおよぶ大木とのことなのだが、今は幹が切られていた。
鶴巻温泉駅から電車に乗った。
本日、22135歩也。「しっかり」も13376歩であった。

